久しぶりに珍しいおもちゃを拝見しました。単3電池3本でギターを弾く置物で、ビンテージ物です。底にはJAPAN MADEの文字があります。陶器でできており、壊さないようびくびくしながら修理を進めました。首と手を抜いてから、上側に外部の陶器を抜くと、上の写真の様になっています。
電子部品はこの中なのでさらに分解すると、出て来たのがこの写真。
なんとエンドレステープ式の再生装置です。テープ幅はカセットテープのものです。エンドレスは昔の8トラカラオケみたいなやりかたで、リールの内側から解いて外側に巻き戻すというやつです。
音が鳴らなかったのはヘッドとアンプの間に入っていたボリウムが完全にだめになっていたためで、固定抵抗にしました。
単3電池のホルダが液漏れの腐食で壊れていたので代替品と交換して修理完了しました。
動画を添付しておきます。
東京の方からの依頼でユメル2体をお預かりしました。症状は起動するとブーンと言う音がする、瞬きしないという事です。左手を握って起動してみると確かにブーンと言う音が聞こえます。これはモーターの回転音です。ならばよくあるピニオンギアが割れているということを想像しました。しかし開いて見ると違いました。下の写真です。減速ギアの2段目でしょうか、真ん中のピニオンギアはモーターの軸ではなく、減速ギア1段目です。
下の写真はケースを外した直後です。3段目のギアが見えます(青矢印)。このギアと2段目のギア(赤矢印)の色の違いを見てください。2段目のギアは透明感がなく白い不透明のプラスチック製です。3段目や4段目は少し透明感があるジュラコンかと思われます。
ギアの歯が欠けているのでモーターが空回りして、その結果まばたきもしないということがわかりました。このギア、外して指を触れただけボロボロと欠けてしまい、下の写真のようになってしまいました。もとのギアは0.5m 38T+10Tという物で、他のところからの流用は厳しいと思います。アリエクスのサイトでも0.5m 38T+10Tを見つけましたが、軸長が違いそのままでは使えません。別の10Tを付けて軸に固定すれば可能かも知れません。
あちこちのサイトを検索しましたが、当てはまる情報が得られませんでしたので、「宅配おもちゃ病院」の瀧下さんにメールしてアドバイスをお願いしました。すると、おもちゃ病院協会の頒布品で3Dプリンタ製のがあるよと教えてくださいました。そこで協会会員であるはしもとおもちゃ病院の院長に購入をお願いしました。するとなんと無料でいただけるそうです。1週間後には依頼した2個が届きました。ギアの裏を見ると積層した走査線が見えます。少しバリがあったり、ギアの歯がちょっと変形している部分もあり、そこがプリンタ製なのでしょうね。部品としては少し加工すれば全く問題ありません。
取り付けたのが下の写真です。組上げるとちゃんと瞬きしました。瀧下さんの的確なアドバイスに感謝です。また協会のサービスにも感謝。
なぜ1個のギアだけ違う材質のを使っているのかは不明ですが、2体とも同じ状況なので、発注のときの都合だったのでしょうか。材質に詳しい和歌山おもちゃ病院のドクターに質問すると、ABSはグリスに弱いそうです。ジュラコンは脆くなったりはしないそうです。また、グリスもシリコングリスなら腐食はしないが、昇華して他の電機部品に回ってしまい、電気接点で不具合が発生する原因になることがあるそうです。
頂いたギアの材質はわかりませんが、ジュラコンではないので自己潤滑製は無いとみて、シリコングリスを少量塗っておきました。おもちゃ病院協会の画像を見てもこのギアだけ色が違います。もしかしたら他にも瞬きしないユメル君がいっぱいいるかもしれません。
以前(2020.1.11の記事)修理したものと同じ機種の「アンパンマンミュージックショー」。しばらく前までは人形が動かない状態だったが、音も出なくなったとの事です。ケースを外して見ると、基板のところどころに黒い塊がこびりついています。どうも飲料をこぼして固まったような感じです。アルコールで掃除して基板を点検すると1カ所断線のようなものを発見しました。写真では保護の塗料をはがしていますが、上から2番目、3番目のパターンは特に異状有りませんでした。一番上は電源が通っているパターンです。これが切れていましたので、つなぎました。
ところが、治りません。仕方が無いので、中央の制御部が乗った基板を点検しました。すると16.384MHzの水晶が発振していません。以前修理した機種と同じ症状かも知れません。順番に試します。
まず、水晶発振子を交換してみました。同じです。それでは外部の発振器から強制注入です。今回はテストなので大きいですが、写真のような部品を使いました。クロック波形はしっかり観測できます。ところが何の反応もありません。
普通ならクロックが動けばキーボードのスキャンとかいろんな信号が出て来ますが、全く何も出て来ていません。
COBの乗った基板を外して見ました。写真のように両面のガラスエポキシ基板でここに直接電源と外部水晶発振器の接続テストを行いましたが、全く反応なしです。以上でCOBの内部の不良の可能性大と判断し、元に戻して修理不可でお返ししました。
修理は続けていますが、掲載するのにおもしろいと思った物が無く、久しぶりの掲載となりました。今回のはプラレールに似た機関車です。バンダイの製品ですが、プラレールの軌道を走ることができるサイズと思われます。これがなんと25年も前の製品なのだそうです。
赤外線リモコンの仕掛けですが、電池を入れても動かないということでした。調べてみるとリモコンから赤外線が出ていません。パイロットランプも光っていません。ケースを開いて見ると電源が基板まで来ていない。+側の導通がなく、よく見ると電池の+突起が電池ケースの極板にわずかに当たっていないのです。電池のケースに電池の肩が当たってそれ以上極板の方へ進まないのです。
対策は電池ケースの+の極板の裏に少し当て物をいれて極板を浮かせることにしました。これで、いままで当たっていた電池の肩とケースが少しだけ離れ、+極板に十分に接触しました。
これで、赤外線も出るようになり、動くかと思いましたがだめで、機関車も分解してみました。特におかしな所は無く、チェックすると赤外受信のコントローラ電源である006Pの電池が3V位しか無いことに気づき、交換すると正常に動作しました。モーターは単3電池2本で動いています。
写真2枚目はモーターの写真ですが、ピニオンが真鍮製です。最も壊れやすいところが金属製で他にも壊れたところが特になく、MADE IN JAPANの印字がしっかり存在を主張しています。
今回はアンパンマンのペンを2本お預かりしました。1本はこの記事の動物ずかん(緑色)。もう1本はおしゃべりずかん(赤)です。赤い方はオープニングメッセージは出るが読み取らないという症状で、2017.11.26の記事と同じケースです。16MHzの水晶が発振していないので、大きめですが別の水晶で代替して完了。
動物ずかんの方は電源が入らないという症状です。実はこの症状、先日来5台ほど立て続けに遭遇しました。正直言ってああ、またかという感じです。原因は電源スイッチの接触不良という最も簡単なもの。しかし予備パーツが無いとスイッチを分解して接点を磨いてという作業になります。予備パーツは以前多めに買ったものがぴったり合ったので、すぐ交換して修理完了となりました。予備パーツはアリエクスで SK12D07 でヒットします。50個で200円程度なので一度買えば十分です。
では、そのスイッチがなぜこうも続けて故障するのかという事です。2番目の写真はそのスイッチの接点部分を拡大しました。サビのようなものが豪勢に接点を覆っています。隣の接点にはそれがありません。この部分で電源をON/OFFしているので、導通しないのは当たり前ですが、これがなぜ発生するのかというのが疑問点です。サビの多くは電池から漏れた電解液が電線を伝ってくるというケースですが。ここはそのような場所では無くそうした痕跡もありませんでした。最初に遭遇したペンのスイッチもこんな感じでした。その後のペンは分解して確認まではしていませんでした。今回の記事の写真を撮るために分解すると同じ状況だったと言うわけです。
このモデルは電池の+側の電源を切らず、マイナス側をON/OFFしています。DC/DCコンバータがあってコイルが入っているので切るときはそれなりに高電圧が発生してスパークが飛んでいるのかもしれません。それにしてもこれはひどいですね。赤いモデルではこんなケースはありませんでした。緑のモデルはまずここを疑うと解決が早いかも知れません。このような状態になる原因をご存じの方がおられたら是非教えてください。
遠方から2台のペンを送っていただきました。黄色のは「ことば図鑑デラックス」、赤いのは「ことば図鑑スーパーデラックス」。外観で違うのはアンパンマンがウインクしてるのがスーパーデラックスです。
故障は黄色の方が日本語英語の切替スイッチが効かないというもの、赤い方は電源を入れると動作するのですが程なくフリーズするという症状です。言語の切替はミニスライドスイッチで小さいつまみが良く折れます。手持ちの新品と交換して完了。次はスーパーデラックス(赤い方)です。
ケースを開けて驚きました。これまでのことば図鑑のペンと全く違います。順に写真をご覧ください。
1.まず基板の大きさが従来の半分ほど。
2.画像処理のICが本体基板では無くセンサーの基板に移動(写真6枚目)。
3.音声発生用のICがCOBから四角いICに。
4.センサーとの接続はコネクタでは無く4本入りのフラットケーブル。
5.ヒューズからポリスイッチに。
6.イメージセンサー部分の形状。簡単に分解可能。
7.水晶発振子なし。
8.アンパンマンの顔がウインクしている。
その他のパーツでは日本語英語の切替スイッチの形状が変わっています。ミニスライドのつまみが横から上向きになっています。
最下の左側の写真で手前のLEDが不良で発光していませんでした。しかしもう1個は発光しておりそのために読み取りができたのですが、なにかの拍子にフリーズするという具合です。電源を入れ直すとまたしばらくは動作します。
故障原因は不明ですが、不良とわかっているものは取り替えるべきなので、フラットケーブルを外してヘッドだけにして、LEDを交換しました。LEDは3mmφの赤外(850nm)発光です。右が交換後の写真です。
交換後動作の確認をすると、全くフリーズすることが無くなりました。これがもし今回の手直しの影響ならば、①LEDを2個にした ②フラットケーブルの点け直しで内部にあったかもしれない接触不良が解消した。この2点となります。故障原因が他にある場合はまた症状が再発する可能性もあります。
「ひよこちゃんハウス」、世話をして楽しむおもちゃです。ひよこが2匹。手の上に乗せるとピヨピヨと鳴きます。トイレに乗せたり、えさ場に置いたり、お風呂に入れるとそれぞれいろんな効果音が流れるというしかけです。
故障の症状は1匹の方はどこに乗せても音が出ないというもの。ひよこの裏には写真のように電池を入れるところがあって、LR44が2個入ります。ぬいぐるみなのではがすのはいやです。思いついたのは次のような想定です。
1.ひよこから信号を発していて、それを検知すると装置の方で音を出す。しかし、それだとすぐ電池が無くなりそうな気がする。
2.RFIDのように装置から信号を出してひよこが応答すると音が鳴る。しかし、4カ所も設置するのは大変です。
3.磁気センサーか?トイレとかに磁石をかざしてみると反応します。これです。
本体の裏を開けてみればわかるだろうと開いたのが写真3番目です。
なんだ、リードスイッチが付いているだけです。これなら簡単です。するとひよこ側に磁石があるはずと思って調べましたが、ひよこに別の磁石を近づけても反応しない。ちょっと困ってしまいました。
ひよこの裏にある電気接点2個は、ひよこを手の上に載せた時に検知してピヨピヨと鳴かせるためのもので、それ以外には何も無い。しばらく見ていると電池の裏蓋の色がなんとなく違う。はっと思いついたので、裏蓋を光にかざすと磁石の影が見えます。ところがもう一つにはそれがない。
蓋を外したままでいくら別の磁石をひよこに近づけても反応しないのは当たり前でした。ユーザーさんが誤って磁石を外したのかとも思いましたが、しっかりと接着されていてそのような形跡はありません。つまりメーカーのミスです。久々にチャイナスペックを見ました。手持ちのネオジム磁石の小さいのを入れて修理完了です。楽しませてもらいました。
はじめてのずかん3例目です。今回は近くのおもちゃ病院からの依頼で拝見しました。
最初見たときはセンサーのコネクタの根元が接着剤で固められており、見えませんでしたが、ぱりぱりとはがすと見えました。やはり内側に曲げた偶数ピンが折れています。今回は4ピンと8ピンが折れていました。8ピンは使っていないので4ピンだけ接続すればいいのですが半田ごては届きません。4ピンだけの補修のために1例目みたいに全部外してつなぎ替えるのも面倒です。
思いついた方法が写真のやり方です。センサーを抜いて(これはすぐ抜けます)折れたピンの部分を別線でバイパスしました。これは実に簡単です。ところが、作業中に6ピンも折れてしまいました。繋がっているのは2ピンだけです。それでもバイパスを2本するだけなのですぐ済みました。電源を入れるとオープニングメッセージが鳴り出し、修理は成功しました。あとはこれまでの様にセンサー部を自己融着でしっかり巻いてケースに固定して完了です。
1例目は 2020.1.26 。2例目は 2020.8.19の記録をご覧ください。
また遠方から育脳マットを送っていただきました。HPをご覧になって同じ症状とのことです。
早速見てみますとやはりスイッチを入れると暗くLEDが点灯しますが、明るく点灯するまでに切れてしまいます。同じ症状の様ですのでコンデンサの電圧を観測すると起動完了して継続の信号が来る前に電圧が落ちてしまっています。C38の容量が足りないようです。
今回は前よりスマートに部品交換で対応しました。しばらく前に別の必要があって積層セラミックの10μをヤフオクでたくさん買ったのでこれを使いました。1個で動作確認すると問題無く起動します。しかしここは念のため2個使いました。積み上げるだけで済みますので簡単です。電圧を観測するとコンデンサの端子電圧の低下よりかなり前に起動信号が来てONが継続します。これで修理完了です。
取り外したコンデンサをLCRメータで測定すると9.5μ。取り付けたのと同じコンデンサを計ると7μ。これはどうしたことかと考えまして、ちょっと前に和歌山のおもちゃDr.に教えてもらった事を思い出しました。積セラは直流バイアスを掛けると容量が低下するという話です。これはムラタのHPで確認するとなるほど出ていました。今回のがこれに相当するのかというのは実験してみないとわかりません。おもちゃメーカーの回路設計に無理があったのか、部品のばらつきなのかはわかりませんがもう少し余裕が欲しいところです。
re: アンパンマン スポーツ育脳マット 2021.2.18 ji1izr/眞田さん 2/24(金) [編集]
丹生さん、初めまして。ネット検索して、西尾さんほかメンバーの方の対談を拝見しました。みなさん、始めたきっかけはいろいろのようですね。
私は始めたばかりなので、一昨日3件目の対処をしたところですが、修理記録を作成していく予定です。
丹生さんを見習って、自分のブログなどで修理記の公開をしてみようかと思いました。
今後も記事を参考にさせていたくことがあるかと思います。ありがとうございました。
re: アンパンマン スポーツ育脳マット 2021.2.18 丹生さん 2/21(火) [編集]
眞田様 管理人の丹生です。修理ご苦労様です。治ってほんとによかったですね。西尾さんの情報は貴重ですと言ったら、ほんとにそうなりました。西尾さんは鳥取のおもちゃ病院の方です。検索してみてください。回路設計の元プロです。
re: アンパンマン スポーツ育脳マット 2021.2.18 ji1izr/眞田さん 2/21(火) [編集]
はじめまして、地域のおもちゃの病院に最近参加することになって西尾さんと同じ症状のものを預かり、ネットで検索していたところ、こちらにたどり着きました。
各マットボタンの電圧変化を調べたところ、踏んだ時>離した時で、みどり3.138V>2.030V、あか2.986V>0.933V、あお2.764V>0.063V、ピンク2.678V>0.063Vであり、みどりが極端に変化量が少なかったです。マットボタンの抵抗値も、離した時に他の物は100kから1Mオーム以上であるのに対して、みどりは47kオームと非常に少なかったです。
西尾さんの記載されたC31へチップ抵抗を載せる方法で対処しましたが、私の場合は1Mオームでは1.9Vまでしか下がらなかったため、22kオームを使用したところ踏んだ時2.494V>離した時0.891Vとなり、動作するようになりました。
記事が大変参考になりました。
ありがとうございました。
re: アンパンマン スポーツ育脳マット 2021.2.18 西尾さん 1/13(金) [編集]
こんにちわ(^^♪
本件、マット内部の接続は不明のままですが、その後の検討で原因と対策方法がほぼ見えてきましたのでご連絡します。
原因は緑の内部パターン(p5)が共通線(p1)3vにマット内部の絶縁不良でプルアッのプ状態になっていることが判明。結果、緑のP1ポートがICのLow判定の閾値を上回る約1vとなりVlowが認識出来ない為と判断します。
対策としてはマットの縫製を解かず、基板上のP5傍のc31に並列に数Mohmを追加し0.5v以下にプルダウンすることでICにVlowを認識させる予定です。
大変お騒がせをして失礼いたしました。
re: アンパンマン スポーツ育脳マット 2021.2.18 丹生さん 1/12(木) [編集]
西尾様 できればメールアドレスを教えてください。
re: アンパンマン スポーツ育脳マット 西尾新冶さん 1/12(木) [編集]
アンパンマンスポーツ育脳マットで4個の足踏み部の緑のマット部だけが反応しないとの事で来院しました。マットのシートから5本の導電印刷された電極が基板に圧着されています。信号線は5本だから1本はコモン(共通線)と考えますが、仕組みが良く解りません。
4組の櫛型導電印刷シートとメッシュ状で全体に広がるシートとの間にクッション材が入っている様子です。共通線1本は何処に接続?メッシュ側に接続?それとも反対面のメッシュ側?
原理は足で踏んだ際に発生する静電容量の変化を検知?基板接続部のP1が3.2vありこれがコモンですか?P5が問題の緑に接続されている事は確認済ですが、そのP5の櫛状の反対側のパターンは何処に接続されているのですか?
ご指導宜しくお願いします。
育脳マット2台目。今回のも電源が入ってもすぐ切れるという症状で、遠方から送っていただきましたスイッチを入れるとLEDが暗いですが光ります。数秒で消えます。
前回はレギュレータの仕様がわからず、取り外してしまいましたが、今回はRT9193と同等らしいと目星を付けてイネーブル信号の時定数を増やすことにしました。元々付いているC38は積セラです。これに手持ちの22μFタンタルを追加しました。するとイネーブル端子の電圧が低下してしまう前にD1から電圧が供給されてレギュレータは動作を維持します。
今回はスムーズに、簡単に修理完了となりました。
クルールポロンといいます。音が一部鳴らないということで、全く同じ物が2本。一部鳴らないとはどういうことかというと、このおもちゃ、丸いボタンを押すと上の球体内部が光り、球体の下の方にある四角のボタンを押すとポロンと鳴ります。球体のリング(写真2枚目の赤矢印)が回りまして、これを回すとさらに鳴るらしいのですが、それがだめということです。
このおもちゃの正常な動作が見たいので、ネットを検索しようとして、おもちゃを見ても名前が無い。ちょっと焦って修理カルテを見るとちゃんと書いてありました。クルールポロンといいます。「お邪魔女ドレミ」の道具らしいです。改めて受付を担当してくれている院長の仕事の丁寧さに感謝です。こんな名前知らなかったら絶対わかりません。
故障は回転を検知するリードスイッチの不良でした。3枚目の写真で水色矢印の先がリードスイッチ、赤色矢印の先がちょっと見えにくいですが、プラスチックの裏にマグネットがあります。回転すると、リードスイッチの上を通るのでそのときにONになります。
ちょうどヤフオクで出物があったので早速購入し、交換しました。しかし、リードスイッチはガラス管の中に不活性ガスが入っていて、接点の不良というのはまず無いと思っていたので驚きました。しかも2台とも同じ状況です。かの国では酸素が30%位混ざった気体をそのまま封入しているのかも知れません。交換でちゃんと動くようになりました。
育脳マットはテレビなどを接続して使います。今回のは電源が入ってもすぐ切れるという症状です。スイッチを入れるとLEDが暗いですが光ります。数秒で消えます。もちろんテレビへの接続ケーブルにも信号は出ていません。
内部を開くと基板の真ん中にある大きな四角いICが目引きます。さらに右の方にある小さいのが3.3V電源用ICです。これを観測すると、スイッチを入れた当初は電圧が出ますが、数秒で切れます。このICは外部からON/OFFを制御しているのですが、動作の詳細は不明です。
回路の追跡も難しそうなのであきらめ、試しに3.3Vを連続で供給してみました。すると、映像信号、音声信号が出だしました。LEDは明るく点灯しています。そこで、レギュレータのICを外付けで基板に貼り付けて配線し、完了としました。
10分後の自動電源断も一応できるようです。ただ、断の状態で約10mA。動作時は150mAですので、少ないですがとても断とは言えません。本当はレギュレータのコントロールが必要なのですが、必要なICの手持ちがないので気をつけてもらうように説明します。取説にもその注意書きはあります。
その後やっぱり10mAは多いなあと思い、回路に変更を加えました。もともと中央のコントローラから電源制御の信号が来ていて元の3.3Vレギュレータ(たぶんME6211)にはコントロール用の入力ピンがありました。しかしこれの代替品を持っていないのでLM1117という3端子のレギュレータを使ったら、スリープ時でも10mAと言う消費電流になったのです。
ここはやはりスイッチ回路を設けるしか無いと思い、MOSFET2個を奮発しました。A1SHB、A2SHBと10kΩという簡単な組み合わせです。これでスリープ時は50μAになりました。
ポケモンクレーンのバケットが下まで降りきらないという症状で持ち込まれました。さっそくテストしてみると、なるほど床から2cm位の所まで降りて上昇に転じます。
チェーンの巻き具合を見ようと分解してみました。めいっぱいほどいたところで組み立て、動かしてみると何度か動作した後で定常的な位置になりますが、やはり下まで降りないのです。
どこかのおもちゃ病院のサイトで、ギアが固くなって降りきらないと言う事例がありました。このおもちゃはタイマーで上下動の動きを制御しているので、モーターの回転速度が落ちるとバケットが降りきらないそうなのです。今回のはギアやモーターが重いわけではなさそうなので、モーターの電圧を測ってみました。動作時に2.7Vとちょっと低い。電池は3本で、起電力は4.5Vとするとかなりロスっています。
駆動回路の不具合を疑って基板を見てみました。モーターのドライバは中央付近の黒いICが3個です。これでモーターを3個駆動しています。ICはNY9M008AというMOSFETフルブリッジが入ったドライバです。ここでの電圧降下はほぼ無いでしょう。次にバケットまでの配線ですが、割合細めのリッツ線です。ここで、0.1V低下。
ここまできてやっと気づいたのが電池。取り出して負荷テストすると1本で0.9V位です。原因はほぼ確定しました。組み立てて新しい電池を入れてテストしてみました。今まで見ていたのとバケットの上下動の速度が全然違います。下に降りるのも十分で、床に降りきってまだ余裕です。オーナーさんには、バケットが床まで降りなくなったら電池交換の目安ですと説明します。
実に遠回りをしてしまいました。これをご覧になったドクターがこれをもって他山の石としていただければと公開しました。
メルクリンという会社のHOゲージ鉄道模型が持ち込まれました。大きな箱にレールや車両がたくさん入っていて、動くかどうか見て欲しいとのことです。
至る所にMade in West Germanyと書いてあります。かなり古い物で、時間をかけないと配線などもさっぱりわかりません。Westということは統一前なので少なくとも30年以上前の物ということになります。私も今はNゲージを少し持っていますがHOというのは半世紀ほど触っていません。
このくらいの模型ですともうおもちゃでは無く、ホビー用途です。傷つけたり壊したりするのが怖いので、預かるのもちょっと考えてしまいますが、動くかどうかの判定ということなので、お預かりしました。
結果は、すばらしい物だとわかりました。機関車は重い金属製でごつい金属のギアが入っています。電源をつなぐとちゃんと動きます。滑り止めに車輪につけたゴムが4個の内3個まで失われています。1個は外れていますが、はめ直しました。重いので、スリップはしません。
レールも昔私が持っていたHOのは簡単な接続機構でしたが、これはしっかりしています。HOゲージは3本レールと思っていましたが、中央の給電レールがなく、枕木ごとに目立たない突起が出ていて、機関車の集電シュー(写真4枚目の青矢印)がそれをなぞっていくというやりかたです。もっとひどいと思っていた接触不良についてはほとんどありません。ポイントレールの動きが悪いのが1個有って注油したら軽快になりました。
いまでもメルクリンの製品は売っているようですが高いです。補修用の部品も入手できるかどうかは不明です。電源はHOですので、交流です。最近のは直流になっているのでしょうか。
これをどう使うのかは不明ですが、遊ぶには結構骨が折れるように思います。展示用なら十分のような気もします。
結論。ドイツ人の製品はすごい。
re:Märklin メルクリン HOゲージ模型 2020.8.23 Nさん 9/11(金) [編集]
半世紀以上経つと記憶も曖昧になります。私が幼少時に持っていた物はOゲージでした。HOはこれの半分の軌道幅で16mmです。(Half O)が語源だそうです。
はじめてのずかん900。1月に続いて2例目です。原因は全く同じで、センサーのコネクタピンが折れています。2枚目の写真はその様子ですが、ちょっとわかりにくい写真です。8本あるピンの内2本が繋がっていますが、あとの6本はおれてしまっています。
他所のおもちゃ病院で断線を治してもらったが、まただめになったということだそうですが、前回の断線というのはたぶんスピーカーの線で、今回はセンサーのピンということでしょう。ピン折れを修理した跡はありません。今回も1月の症例とおなじようにセンサーのコネクタは外して、基板に別線でつなぎます。
写真3枚目が基板からコネクタを外して接続線を取り付けたところです。前回とは違って、極細のポリウレタン撚り線を使いました。半田ごてで被覆が溶けるので配線が楽です。この線ならセンサーと基板間の伸縮のバッファとして十分でしょう。4枚目がセンサーを取り付けたところです。
5枚目はセンサーに自己融着テープを巻いてケースに固定したところです。接続線は基板の裏側で、写真では見えていません。
もとは基板に付いたコネクターでセンサーを固定していました。ところが、ペンの先端を本に押しつけると、コネクタピンにストレスがかかって折れてしまうと言うことになるようで、設計が悪いとしか言いようがありません。
re:はじめてずかん900 2例目 2020.8.19 Nさん 10/27(火) [編集]
まつこ 様
お手数ですが、このホームページの お問い合わせ にアクセスして必要事項をお送りいただけませんでしょうか。それによってお返事のメールをお送りします。
re:はじめてずかん900 2例目 2020.8.19 まつこさん 10/25(日) [編集]
はじめまして 同じタッチペンが壊れてしまい、困っているものです 修理をお願い出来ませんでしょうか よろしくお願い申し上げます
re:はじめてずかん900 2例目 2020.8.19 Nさん 9/16(水) [編集]
jiji_tetuさん コメントありがとうございます。なるほどそういう手もありますね。いろいろとやり方を聞いておけば次に来たときの作業の選択肢が増えて助かります。
re:はじめてずかん900 2例目 2020.8.19 jiji_tetuさん 9/16(水) [編集]
数ヶ月前に同様の不具合(断裂2ピン)でバイパス線で対処しました、その際浮動状態のコネクター(黒の立方体)は基盤に接着して固定しておきました。
re:はじめてずかん900 2例目 2020.8.19 大泉茂幸さん 8/23(日) [編集]
「たたきつけますよね」 そりゃプラではもちません。肉厚の鉄パイプに改造してあげると良いかも知れませんね。
re:はじめてずかん900 2例目 2020.8.19 Nさん 8/21(金) [編集]
大泉様
和歌山おもちゃ病院でも偶然全く同じ症状のが8/15付けで報告されています。そのドクターともメールでやりとりしましたが、子供はふつうペンを本に押しつけるというよりたたきつけますよね。そっと扱ってくださいなどと言う物では無いと思うのです。そういう設計をして欲しいですね。
re:はじめてずかん900 2例目 2020.8.19 大泉茂幸さん 8/21(金) [編集]
つつじが丘おもちゃ病院大泉です。
1月のもそうでしたが、今回も凄まじい壊れ方ですね。僕もことばずかん系のおもちゃは何件か診ていますが、幸か不幸か大人しいものばかりです。
コネクタで保持させる設計は宜しくありませんね。きちんと筐体に固定して、基板にリード線で配線して欲しいですよね。
でも、そうすると今度は筐体を破壊するのかも知れません。いくら設計が悪いと言っても、フツウに使っていてコネクタを曲げますかね。
仮面ライダーウィザード 変身ベルトです。2個のベルトの内1個のベルトがリングを近づけても反応しないというもの。正常な方は近づけるとリングが光り、ベルトも何らかの反応を返します。
いつものようにネットを検索すると2件ほど見つかりました。どちらも内部の水晶が不具合を起こしていたとの報告です。さっそく開いて見ました。
内部の水晶は135の表示。コイルも少し見えます。RFIDのようです。13.56MHzでしょう。ピンセットで触っても特にぐらぐらも感じません。一度外して再ハンダしました。するとあっさり安定して動作するようになりました。見えないところでハンダの浮きなどがあったのかもしれません。組み立て直して修理完了です。
下の写真はリングの動作を調べてみたところで、よこのディップメーターから13.5MHz付近を供給すると光ります。高周波のエネルギーで光っているのです。電池は入っていないようです。ネットで症状と修理例を公開してくれたおかげで、楽に修理できありがたい限りです。
re:仮面ライダーウィザード 変身ベルト 2020.3.14 Nさん 8/23(日) [編集]
品川無線ではありません。三田無線でした。品川無線はグレースですね。むかしカートリッジを持っていました。6AK5はGE製の予備を2本持っていますが、たぶん私の生きている内は出番が無いような。
re:仮面ライダーウィザード 変身ベルト 2020.3.14 大泉茂幸さん 8/23(日) [編集]
「ヤフオクで入手」 それは大変失礼しました。
6AK5ですか。僕には覚えがない型番です。どんなだったか、工房の本棚に「東芝電子管ハンドブック」を見に行ったのですが、どこに行ったのかその本が見付かりませんでした。今夜は寝付きが悪くなりそうです。
ネット検索したら、5極管でした。6BD6的ですね。真空管だと今後のメンテに困りそうな気がします。
re:仮面ライダーウィザード 変身ベルト 2020.3.14 Nさん 8/23(日) [編集]
デリカはその昔あこがれの的でしたが高価で手が出ませんでした。6年ほど前にヤフオクで入手した物でして、決して品川無線健在時に買った物ではありません。どうせ買うならあのデリカ、しかも真空管式が欲しいということで。New Hamband Dipmeterという名前です。真空管は6AK5です。私は大泉さんもこの世代だと認識しているのですが??
re:仮面ライダーウィザード 変身ベルト 2020.3.14 大泉茂幸さん 8/23(日) [編集]
「真空管式のディップメーターは発振が強いのでしょうね」 え〜。シンクーカンですか。コイルのソケットがオフセットしているので、どの型番なのかと思っていました。僕がディップメーターを買ったときにはもうTr式しか売ってなかったです。世代差を感じますね。
re:仮面ライダーウィザード 変身ベルト 2020.3.14 Nさん 8/21(金) [編集]
大泉さんしばらくです。
そうなんです、真空管式のディップメーターは発振が強いのでしょうね。前にアンパンマンレジスタを修理したときに初めてRFIDを経験したのですが、ディップメータでコイルの共振を見たことがあります。あまりはっきりとは出ませんでした。
re:仮面ライダーウィザード 変身ベルト 2020.3.14 大泉茂幸さん 8/21(金) [編集]
つつじが丘おもちゃ病院大泉です。
デリカのディップメータは僕も使っています。持っているRF関係の測定器(と言えるかどうか)はこれだけです。
RFIDのおもちゃは何件か診たことがありますが、ディップメータで駆動させたことはありません。やはり動くんですね。今度来たらやってみます。
はじめてのずかん900(講談社)です。
しゃべらないということでお預かりしたのですが、異状なしでいったんお返し。その後また症状が出たとしてお預かり。今度は安定して(??)しゃべりません。
ペンを開けてみてびっくり。先端のセンサーが付いているコネクター8ピンの内、片側4ピン分(2,4,6,8)がばっさりと切れています。これは、製造段階なのか使用中の事なのか。
全部切れている片側をどうするかです。情報が無いかをネットで探した結果、DOJI3のブログ(浜松とんかちのおもちゃ修理記録)に最近の記録でよく似た症状が出ていました。早速質問してアドバイスを仰いだところ即座にお答えをいただきました。彼の地の例では4番ピンが疲労で折れたようだとの観察結果を教えていただきました。おそらくペンを図鑑に押しつけた時の曲げで折れた可能性が高いと。そして4番ピンの接続で治ったとの情報をいただきました。
やはり全部折れた偶数番のピンも本来折れていないのが正常だろうという、きわめて当たり前の状況に自信を持ち、接続することにしました。しかし、接続は小さい場所で作業が大変なのでコネクタを外し、細いリード線で基板とセンサーを直結しました。基板を観察すると、8ピンの内使っていないピンが3本有り、そこは配線しなくて良さそうです。
以下がピン結と行き先で、5,7,8は未使用です。この手直しでペンはしゃべり始めました。赤外LEDも2個点灯しています。
P01 1 2 GND
P012,COB 3 4 P013
NC 5 6 GND
NC 7 8 NC
もともと偶数番のピンは接続で無理をしているようで、切れやすいと思われます。これから「アンパンマンはじめてえいご」のように同じ症状で壊れた例が続出するかもしれません。
丁寧に教えていただいたDOJI3さんに感謝します。
矢印の先が折れた偶数番の列。手前が8番ピン
re:はじめてのずかん900 2020.1.26 Dr. Nさん 6/20(木) [編集]
わたなべ様 丁寧なコメントを頂きありがとうございます。私こそいつもわたなべ様の電子カルテを拝見して助けられております。
全く同様の症状でした。 ToyDr.わたなべさん 6/20(木) [編集]
いつも詳しい治療記録を拝見して勉強させてもらっていますが、当クリニックにも全く同様の症状で入院してきました。
こちらのブログを参照しつつ治療を進め、4本のバイパス配線で治療完了することができました。感謝します。
アンパンマン たのしくレッスン! いっしょにステージミュージックショー
前回の開院日にお持ちいただき、電池の液漏れで極板や線を交換してお返ししたおもちゃが再入院。症状は電源スイッチを入れてもボツボツという音がするだけというもの。電源ランプも点灯しているがごく暗い。
電源回路回りを調べた結果、前回は発現していなかった基板の切れを発見、。液漏れの電池からケーブルの中を伝ってアルカリ性の電解液が基板に及び、徐々に腐食していたらしい。目視ではわからない。迂回配線してOKとなったが、電源スイッチもおかしい。不安定なので、交換した。
ところがしばらくしてまた同じ症状が出てきた。しかしこの症状、出たり出なかったり不安定。子基板の水晶発振子を観測すると、症状が出るときは発振していないことがわかった。16.384MHzの水晶を新品と交換すると、今度は安定して動作するようになり、お返しするまでしばらく観察することとした。
しかし数日後またおかしな状況に。こんどはノイズが入ったり言葉が速くなったりとまともな周波数で発振していないようだ。こうなると水晶を替えても同じ事なのでCOBの発振回路の不具合も疑われる。これは交換しようがないので、最後の手段で外部発振の注入を試すとうまくいった。16.384MHzの発振モジュールを使い、出力をもともと水晶が付いていた端子に接続した。
このおもちゃは、時限でスリープ状態となる機能があり、外部発振器も止めなければならない。幸いオーディオアンプ(TD2822)の電源もスリープ制御をしていることがわかったので、そこから電源を取った。ただ、この回路は電源スイッチONですぐに動いて欲しいので、コンデンサと抵抗を追加して起動時の動作を確保した。
翌日またおかしくなった。どうも起動時の保持時間が足りないようなので、作り直した。これで200msは保持できるのでその頃にはCOBからONの信号が来るだろう。 *が追加部分。
アンパンマンカラーパッドプラスの電源が入らないという症状です。以前何度かあった「アンパンマンはじめてえいご」の故障をふと思い出しましたが、中を開けるとかなり違います。「はじめてえいごは」セガ、このパッドはバンダイです。
ネットを検索しても参考になる情報が得られませんでしたので回路を順に調べました。内部はプッシュボタンが3個付いた操作基盤とメインの基盤、さらに液晶表示の3部分に分かれています。この製品もプログラムで電源を切断する仕様で、「はじめてえいご」と同じです。
点検の結果、外部電源用ジャック(写真赤矢印)の接触不良が原因とわかりました。代替部品がなかったので、オーナーさんの了解を得て外部電源は使わないことにし、ジャックを迂回して直結としました(写真下と回路図)。ジャックはプラグを差し込めないようにホットメルトボンドで塞いであります。他所でも同じ症状が出てくるかもしれないので、参考のために掲載しておきます。
re:アンパンマン カラーパッドプラス 2019.11.24 甲斐おもちゃ病院さん 11/14(日) [編集]
初めまして。
こちらでは、電源ボタンを押しっぱなしでないと
電源が落ちてしまう現象が出ていたので
悩んでいました。
ちょっと試してみたいと思います。
re:アンパンマン カラーパッドプラス 2019.11.24 Dr. Nさん 1/25(月) [編集]
ほんとですね。私も最初はだまされました。けっこうああでもない、こうでもないと調べたら、なーんやという結果になりました。
この少し前(11月11日)の電子オルゴールも、マイナス側を切っていました。テスターで調べる側からするといやですね。
re:アンパンマン カラーパッドプラス 2019.11.24 みどりおもちゃ病院さん 1/25(月) [編集]
テスターのマイナス側を、電池BOXのマイナス端子に付けて基板上の電圧を見ると正常なのでICの起動回路を疑っていました。助かりました。
re:アンパンマン カラーパッドプラス 2019.11.24 Dr. Nさん 1/25(月) [編集]
それはよかったです。私もずいぶん諸氏の記事に助けられています。同じ症状というのはかなりありますよね。
re:アンパンマン カラーパッドプラス 2019.11.24 みどりおもちゃ病院さん 1/25(月) [編集]
全く同じ症状、原因のものを担当しました。
このHPのおかげで解決しました。ありがとうございました。