クルールポロンといいます。音が一部鳴らないということで、全く同じ物が2本。一部鳴らないとはどういうことかというと、このおもちゃ、丸いボタンを押すと上の球体内部が光り、球体の下の方にある四角のボタンを押すとポロンと鳴ります。球体のリング(写真2枚目の赤矢印)が回りまして、これを回すとさらに鳴るらしいのですが、それがだめということです。
このおもちゃの正常な動作が見たいので、ネットを検索しようとして、おもちゃを見ても名前が無い。ちょっと焦って修理カルテを見るとちゃんと書いてありました。クルールポロンといいます。「お邪魔女ドレミ」の道具らしいです。改めて受付を担当してくれている院長の仕事の丁寧さに感謝です。こんな名前知らなかったら絶対わかりません。
故障は回転を検知するリードスイッチの不良でした。3枚目の写真で水色矢印の先がリードスイッチ、赤色矢印の先がちょっと見えにくいですが、プラスチックの裏にマグネットがあります。回転すると、リードスイッチの上を通るのでそのときにONになります。
ちょうどヤフオクで出物があったので早速購入し、交換しました。しかし、リードスイッチはガラス管の中に不活性ガスが入っていて、接点の不良というのはまず無いと思っていたので驚きました。しかも2台とも同じ状況です。かの国では酸素が30%位混ざった気体をそのまま封入しているのかも知れません。交換でちゃんと動くようになりました。